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「九州の小京都」
飫肥城下町で感じる
歴史の風情
其の一
飫肥藩伊東家の城下町
「飫肥地区」
天正16年から明治初期までの280年間飫肥藩・伊東氏5万1千石の城下町として栄えた「飫肥」。武家屋敷を象徴する門構え、風情ある石垣が残り江戸時代を彷彿とさせる町並みが特徴で、宿から徒歩圏内には歴史を綴る由緒ある施設が数多く点在しています。
九州で最初の伝統的建造物群保全地区
地形の特徴を活かした地割りがなされた飫肥の城下は、飫肥城に近い所から上級家臣、中級家臣、町人、下級家臣と住居が配置されていました。
当時の地割りが今もそのまま残された飫肥の町は、昭和52年5月に九州で最初の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。
飫肥の歴史を辿る
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飫肥城跡
宿から徒歩約5分
飫肥城(おびじょう)は、日向国南部(現在の宮崎県日南市飫肥)にある日本の城であり、江戸時代は伊東氏飫肥藩の藩庁として繁栄しました。
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飫肥城歴史資料館
宿から徒歩約7分
城跡の敷地内にある白壁の建物で外観は江戸時代初期の書院造りで、館内には、飫肥藩ゆかりの歴史的資料220点が展示されています。
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小村記念館
宿から徒歩約6分
館内は、小村寿太郎の生い立ちから外交の舞台での活躍ぶり等を展示物や資料、ビデオにより紹介しています。
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松尾の丸
宿から徒歩約10分
江戸時代初期の書院造りの御殿として、時代考証のうえ1979年に建築され、国宝である西本願寺の飛雲閣のものを模したこけら葺きの総桧造りです。
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豫章館
宿から徒歩約5分
豫章館(よしょうかん)明治2年に造られた藩主伊東家の住まいで、広い屋敷地に主屋や御数寄屋・雑舎・蔵を配し、入口には薬医門を構えています。
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藩校振徳堂
宿から車約2分
飫肥藩の藩校、振徳堂では小村寿太郎侯も学んだと言われています。天保2年(1831)、藩主伊東祐相が飫肥藩の藩校として設立した建物です。
其の二
伊東氏飫肥藩によって植林活動が始められた「飫肥杉」。
今から約400年前の江戸時代、伊藤氏飫肥藩によって植林されたのが始まりです。
樹脂を多く含み腐りにくく、軽量で強度が高いことから造船用として盛んに利用されてきました。
今では山々に美しい杉が林立し、飫肥の景勝となっています。
其の三
様々な観光スポットと穏やかに流れる時間。
- グルメ
- 近隣スポット
- 体験・イベント
- お土産
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喫茶 園
宿から徒歩約10分
木目調で統一されたクラシカルな喫茶店。長年地元の人に親しまれている「チキン南蛮定食」はサクサクとした食感がアクセントの人気定食です。
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鵜戸神宮
【国指定名勝】宿から車で約30分
「鵜戸さん」の愛称で親しまれている宮崎県南で最も有名な神社。岬のまわりには奇岩、怪礁が連なり、美しい景勝地となっています。
花立公園
宿から車で約40分
標高489メートルの花立公園は、20ヘクタールの広い園内に染井吉野や山桜など1万本が咲き誇る桜の名所。展望台からの望む絶景は圧巻です。
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四半的射場
宿から徒歩約6分
四半的の歴史は古く、南九州の武将たちの間で酒宴の席などでの余興として行われていました。今では、市の無形文化財として登録されています。
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飫肥天ぷら
飫肥に育った庶民の味として親しまれてきた「飫肥天ぷら」。飫肥藩時代から伝わる数百年の歴史に磨き抜かれたやわらかい口当たりの天ぷらです。
厚焼きたまご
有明海のカキは塩加減がちょうどよく、炭火で焼くと口いっぱいに塩の香りが広がります。
オビダラリー
飫肥杉を使った雑貨を数多く取り揃えているオビダラリー。木の温もりのあるおしゃれな雑貨屋さんです。
泰平せんべい
ふわっとした口溶けと、上品な甘さが特徴の城下町飫肥で生まれた伝統の味を今に伝えるお菓子です。飫肥の人達の生活に密着したお菓子です。
焼酎
日南市を代表する芋焼酎のひとつ「飫肥杉」シリーズや、江戸時代末期創業以来、地元の定番酒として親しまれている焼酎「松の露」などがあります。
地味噌
飫肥では昔から味噌がよく料理に使われ「飫肥天ぷら」にも味噌が使われています。コクとうま味の調和したなつかしい味わいです。